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なつかしの特撮ヒーロー・ウルトラセブンの肖像や怪獣・宇宙人・ストーリーまで
ウルトラセブン Classic World
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 ウルトラセブン解析
ウルトラセブン ストーリー紹介
第14話「ウルトラ警備隊西へ」(前編)


[ストーリー] 東洋一の港湾都市・神戸で外国人が相次いで殺害される事件が起きた。これは観測用のロケット打ち上げを侵略と誤解したペダン星人の陰謀であり、急遽開くことになった防衛会議の邪魔をしようとしているのだ。ウルトラ警備隊は会議に出席する女性科学者ドロシーのボディーガードを命ぜられるが、実はドロシーはすでに誘拐されペダン星人が変身していたのだ。その頃防衛センター付近に巨大な合体ロボットが出現し、セブンを苦しめる。



ウルトラセブン ポイント寸評

この回は昭和43年の新年第1回目の放送ということで、「ウルトラセブン」で初めての前後編にわたるスペシャル版ともいうべき回です。しかも神戸へのロケーション。いやがうえにもなにがしかの期待感がわきますが、冒頭から少々異質な展開・・・しかも外国人が登場。海から上がるアクアラングの男、炎上したタンカーの炎がサングラスに映る・・・あっ!!そうだ、「007」だ!と思った方、ピンポンです(笑)。明らかに当時のスパイものブームに便乗した格好となりました。


相次ぐ外国人の殺害事件の情報を聞きつけた警備隊では出動したくてウズウズ・・・。隊長は「われわれの任務は地球防衛だ」と毅然と言い放つ。ところがマナベ参謀に呼ばれたキリヤマは、実はこれは宇宙人の謀略によるものだという事実を聞かされる。3ヶ月前に打ち上げた観測ロケットを送り込まれたペダン星が、それを侵略と誤解し、復讐するという無電を送ってきたというのだ。ワシントン基地ではただちに謝罪の電報を送ったが返事がないようだ(アメリカも宇宙人に対しては謙虚なようです)。そこで緊急事態として神戸の防衛センターで防衛会議を開くことになったが、変装するなど懸命の入国もむなしくすでに3人が殺害されたというのだ。そこでウルトラ警備隊に、この会議に出席するワシントン基地のドロシー・アンダーソンという金髪女性科学者の護衛をしてもらうというものだった。説明にこれだけの文章量を要するというだけで、すでに異質な展開なのです(笑)。隊長も参謀の命令なら仕方ないとばかりに、護衛の仕事をダン、フルハシ、ソガの3人に命ずるのであった。


神戸でさっそくドロシーに挨拶する3人。フルハシは女性に優しく、「われわれが必ずしめあげてやります」などと、口ではいつも威勢のいい大ぼらを吹く。そうやり取りをしていると、何者かがドロシー目がけて発砲!ダンの機転もあいまって一難を逃れるとすぐにその場を離れる。


ドロシーは会議の参加メンバーの一人・ツチダ博士に会うが、そのときに南極からもメンバーが向かっていることを聞かされる。用心して潜水艦で来たのだが、この潜水艦アーサー号もまた海底の宇宙船によって撃破されてしまった。


隊長以下警備隊メンバーは神戸に集結(留守番は大丈夫なの・・・?今だ宇宙人諸君、今こそ防衛軍基地を狙え!・・・笑)。しかしそこに待ち構えていたのはアーサー号撃沈の報であった。秘密であったアーサー号の潜航がなぜ敵に?防衛軍にスパイがいると隊長はかぎつける。

その頃港を歩くドロシーは釣りをする怪しい男に会う。男は何か殺気に帯びた面持ちでゆっくりとドロシーに近づいたと思うと、釣竿をうまく操りドロシーの胸のペンダントを奪う。ドロシーの危機!そこへポインターがうまい具合に通りかかり、降りた隊員たちはいっせいに男につかみかかる。そしてその間にドロシーは海へ飛び込む・・・(??)。


その男いわく、ドロシーこそが宇宙人のスパイが化けた偽者であり、自分は本物のドロシーを日本まで護衛してきた秘密諜報員だという。ドロシーは船の中で誘拐されてしまったと言い、今偽者のドロシーから奪ったペンダントこそが、防衛軍の秘密を嗅ぎ出す発信機なのだという。そういわれてダンは偽のドロシーがしきりにガムをかんでいたことを思い出し、あれが通信の暗号だったことを悟る。(すごいすごい、ダン、刑事にもなれるよ・・・しかし、ここまで来ると完全なスパイもので、ウルトラファンには少々ついていきにくい部分もありますねえ)それにしても、身分証明書も奪われた分際でウルトラ警備隊員を「マヌケ」呼ばわりする外人・・・失敬な(笑)。


しかしここまで、冒頭のシーンに始まり、サングラスをした見るからに怪しい長身の男こそがスパイであるような演出をしてきたのですが、まんまと騙されていましたね。所詮、スパイものとはこんなものですが。途中、ポインターでドロシーを護送するダンが警備員に「ウルトラ警備隊」と言って通過する場面がありますが、宇宙人が化けた地球人の姿をこれまで何度も見せつけられている以上、今後「顔パス」はやめた方がいいのではないでしょうか。身分証明書の提示や人体認証ぐらいは先進文明を描いたこのドラマでは導入すべきだと思います。


そしていよいよ登場するスーパーロボット・キングジョー。本編中では「スーパーロボット」としか言いませんが、セブンの代表的な怪獣(ロボット)であり、知名度も抜群です。ただ、幼少時本で見た限りでは決してかっこよくはなく、そんなに強いものとも思いませんでした。ところがどっこい、このロボットは宇宙船の役割をするパーツが合体してできるという代物で、なおかつセブンのエメリウム光線、アイスラッガーをも受け付けません。ワイドショットは使ってませんが、おそらく通用しないと思われます。必殺技が通じないと、なぜか体当たりをする癖のあるウルトラセブン。それをあざ笑うかのように攻撃を続けるスーパーロボット・キングジョー。一体セブンはロボットの前に屈してしまうのか・・・。


ウルトラセブン選集



キングジョーはペダン星人が送り込んだスーパーロボット。頑強でウルトラセブンを大いに苦しめます。