なつかしの特撮ヒーロー・ウルトラセブンの肖像や怪獣・宇宙人・ストーリーまで
ウルトラセブン Classic World
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 ウルトラセブン解析
ウルトラセブン ストーリー紹介
第40話「セブン暗殺計画」(後編)


[ストーリー] 本部に妙な発信音をキャッチし、それがセブンからのものであることが判明。それによると、ある鉱石を使えばセブン救出が可能なことを知ると、フルハシの知人ナツコに協力を依頼しようとするが、彼女はガッツ星人に襲われる。しかし巧みな戦法でセブン救出は成功、息を吹き返したセブンは再びガッツ星人に立ち向かう・・・。



ウルトラセブン ポイント寸評

前後編ということで前回のおさらいから物語は始まります。何しろセブンははりつけにされてしまったのですから、全国のファンは1週間気をもんで待ったことでしょう。これまでセブンに助けられたことは数知れず、しかしウルトラ警備隊をはじめとする防衛軍が果たしてセブン救出など、できるのでしょうか?と・・・。注目の後編スタートです。


何やら本部でおかしな発信音をキャッチします。妨害にあいながらも解読すると、何とそれは今はりつけになっているセブンの脳髄から発信されているのだという。いくらセブンが超能力を持っているといっても、もはやこれは反則技ですね。セブンは十字架の中で生きていた!そして、マグネシウムエネルギーがないと体を動かせないのだとか・・・。妨害電波を出したとはいえ、ガッツ星人の作戦にも思わぬ落とし穴があったということでしょうか。まさか地球人と交信できるとは。処刑時間などを予告しておいて、完全に息の根を止めなかったガッツ星人、破滅への第1章、です。


しかし、そのセブンのメッセージの実現は簡単ではない。ダイモード鉱石とかいう、アフリカにしかない物質が必要なのだとか。普通はそんなものがそこいらにあるわけがないし、そのために探しにいくほど暇でもあるまい・・・。絶望か?・・・いや、それが何と!あるのですねえ(笑)、ちょうどフルハシのところに送られてきたお土産、しかしそれだってダイモード鉱石であるなんてよもや思いつかないと思うのですが、ドラマはそれを可能にしてくれるのです!!


早速本部ではその鉱石を使ってベーター線照射実験成功!と思いきやパワーが足りない。残り半分を持っているはずの贈り主ナツコのところへ行こうとするフルハシとソガ、ところが敵の情報部隊はすでに彼女をさらってしまっていた!このナツコを襲うガッツ星人のシーン、見事なサスペンス効果で見る人を大いにハラハラ怖がらせてくれます。あのかわいらしい(?)容姿のガッツ星人がこんなにも怖いとは。


ナツコの姿は発見したものの、ペンダントは引きちぎられている・・・手遅れか!ところがどっこい!ナツコもやり手です。奪われたペンダントについていたものはガラス玉で、本物の鉱石は家にしまってあるのだとか・・・うん、警備隊に入隊できるかも(笑)。騙された宇宙人の話を聞かされて大げさに笑うフルハシ、ユーモアたっぷりの演技も忘れていません。


鉱石を入手し、いよいよセブン救出に向かう警備隊。ところがたしかにセブンのビームランプに命中したはずなのに効果がありません。何度も繰り返すうちに敵の攻撃も受けホークも危ない!そして何とセブンの姿は消えてしまった。どうやら敵の作り出した幻だったらしい。


警備隊は対策を練った末、あらためて敵の宇宙船をおびき出し攻撃にかかる。そしてついにセブンの姿を発見。再度救出作戦を敢行し、いよいよわれらのウルトラセブン復活です!!前回あれだけ苦しめられたセブンは今回はいきいきとして見えます。苦しんだ後だけにテレビの前の子供たちも思わず拍手して喜んだのではないでしょうか?少なくとも私はその1人でした(笑)。セブンも今回はガッツ星人とのタイマン対決はせず宇宙船との格闘です。分身戦法さえ使われなければこちらのもの。攻撃のひとつひとつが軽快で、威力を感じます。


かくして大いに苦しみはらはらした戦いにも終止符が打たれます。主人公であるはずのダンは最後にようやく顔を見せます。映画あがりの飯島監督の力作、迫力満点、さすがの演出です。


侵略者

  ガッツ星人(分身宇宙人)

侵略目的

  侵略というよりも、セブン打倒!力の誇示

侵略方法

  用意周到に目的実現のためあらゆる手段を駆使

侵略アイテム

  分身術 ダンを誘い出す 十字架

防衛軍の対策

  セブン救出に必要な鉱石を探す


ウルトラセブン選集



「ウルトラマンメビウス」にも登場したガッツ星人。こちらはいくぶん愛嬌のある風貌かも・・・。