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ウルトラセブン Classic World
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 ウルトラセブン解析
ウルトラセブン ストーリー紹介
第42話「ノンマルトの使者」


[ストーリー] 海底開発センターのシーホース号が突然爆発した。その直前、アンヌに「海底開発をやめないと大変なことになる」と予言した少年を、ダンとアンヌは探す。少年の話では、地球人は先住民であったノンマルトを海底へ追いやった侵略者だという。やがて怪獣ガイロスが出現し、隊長は海底にノンマルトの基地を発見する。攻撃するべきか、苦悩する隊長・・・。



ウルトラセブン ポイント寸評

海底開発センター・シーホース号で何とものどかに食事をする職員、おお、われらがイデ隊員ではありませんか!キャラが濃すぎて当時の子供たちは、皆思わず声をあげ手をたたいたことでしょう(笑)。ギャグもしっかりと盛り込んでいます。この時点では、直後に訪れる悲劇を一体誰が予想したことでしょうか?


画面は切り替わり、海岸の砂浜、少年が走ってきます!そのとき、画面の中に一瞬人間の生首を見たような・・・そうなのです!何と人が砂浜に埋もれて、首だけ出している「生首状態」、そしてそれはウルトラ警備隊のアンヌ隊員だったのです!これも一瞬どきっとさせようというささやかな策略なのでしょうか?そして少年に呼び止められたアンヌは砂から出てきて、大胆にも水着姿のお披露目です(砂にまみれてはいますが・・・)。


少年は海上に見えるシーホース号の方を指差し、開発活動をやめるようにアンヌに告げるとさっさと行ってしまう。いぶかしがるアンヌはそのことをダンに話すと間もなく本当にシーホース号は突然爆発、炎上してしまう。珍しく高をくくっていたダンも驚いてすぐさま本部に連絡。すると今度は隊長の方がのん気に「くらげにでもさされたか?」って、隊長ったら!!


現場の捜索、調査をする警備隊の一方、ダンとアンヌはその事件を「予告」していた少年を探す。少年は電話でもマナベ参謀に、開発をやめるよう伝えていたことも判明。アンヌが学校を訪れ、手がかりの「ホクロ」のある少年一人ひとりを「鑑定」する姿はどことなく滑稽でほほえましくもあります。しかしとうとう見つからず、あきらめて帰ろうとしたとき、ついにそれらしき子を発見。少年の名は真市といい、この事件は本当の地球人であるノンマルトが怒ったからだという。少年は今の地球人こそが、その昔ノンマルトを海底へ追いやった侵略者なのだという。一体この少年、何者?にわかに恐ろしさが背筋をよぎります。


そうするうちにまたも船が襲われた。警備隊が出動すると、そこに怪獣ガイロスが出現!これまた公募によるデザインで、シンプルながら自然に溶け込んで存在感があります。復讐の機会を待っていたノンマルトはいつの間にこんな怪獣を育てていたのでしょう・・・それも地球に。地球防衛軍のレーダーには・・・映らないでしょうね(苦笑)。


少年からまたしても電話があり、ノンマルトが原子力潜水艦グローリア号で攻撃を開始してきたのだとか。グローリア号とは・・・行方不明になっていたイギリスの潜水艦だったようです。まるでミミー星人のような戦法です。ダンはセブンに変身しようとすると目の前に真市少年の姿が現れ、「ノンマルトがかわいそうだ!やめて」としつこく迫る。向きを変えてもまた目の前に・・・、ついに真市は「ウルトラ警備隊の馬鹿!!」とののしる。


セブンはガイロスに立ち向かい、隊長はノンマルトの海底基地を発見。そこに文明があったことに衝撃を受ける隊長。このあたりのダンやセブン、隊長のそれぞれの複雑な思いは見ていて胸につまされます。保身のためにゆがんだ正義感をも行使しなければならないことに。


そしてエンディングです。海岸の墓標に手を合わせる女性、それこそが亡き真市の母親であったということにダンもアンヌもショックで(?)静止画像になってしまいます。タイトルの「ノンマルトの使者」それは2年前に海岸で不慮の死を遂げた少年の霊であったのです・・・。


侵略者

  ノンマルト(地球原人)

侵略目的

  奪われた地球を取り戻そうと計画?

侵略方法

  海底基地からグローリア号で攻撃 少年の霊を使って意思表示?

侵略アイテム

  海底基地 グローリア号 タコ怪獣ガイロス

防衛軍の対策

  怪獣への攻撃 基地の撃破


ウルトラセブン選集



「ウルトラ」シリーズの人気バトルエピソードをピックアップしたDVD。「ウルトラマン」からは「怪獣殿下(前後編)」、「ウルトラセブン」からは「ウルトラ警備隊西へ(前後編)」をそれぞれ収録する。